1週間前、そう5月29日である。
NTTが光ファイバーの工事に来ると約束した日だ。
約束の時間は13~17時。
自分はこの日1日お休みの予定だったのだが、急な用事が入り午前中は出かけることになった。
それでも13時少し前には帰宅できた。
間に合ってよかったと思い部屋に入ると、母が「午前中に工事の人が下見に来たよ。」と。
さらに話を聞くと、「壁に穴を開けなければならないが、今日はできないので帰った。」と続く。
それでも連絡くらいあるだろうと思い、約束の時間内は1歩も外に出ず、じっと連絡を待ち続けたが、結局連絡はなかった。
ひどい話だ。
すっぽかしではないか。
しかも名刺もおいていかず、連絡先も告げずに帰ったという。
金品をだまし取られたわけではないが、詐欺にあったような気分になった。
翌日116に電話をし、問いただした。
事情を調べ、折り返しの電話が来たが、口では謝るものの誠意が感じられない。
どうやら契約の時確認した4200円で費用が納まらないことがわかったためのようだ。
こちらは何もいってないのに、「今回は取り消しということでどうでしょうか。」と促してきた。
つまり余分な工事費をNTTが負担したくないということ。
あまりにばかばかしいので契約は取り消した。
これが今回の顛末。
未だに5月29日に家に来たのがどこの誰なのかもわからない。
もっといえば、本当にNTTからきた人間なのかどうかもわからない。
私の中でNTTは、最も信用できない会社のひとつとなったのである。
写真は息子が修学旅行先で撮ったもので、本文とは関係ありません。